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。。。今朝起きたらなぜか、ちょっとしたSSを思いついた。なぜこんな物か分からないが、うん。。。昨日ちょっとブログ内探し物してる間「麻衣xナルは絶対ありえない」というコメントを見て。。。うん。。。私、どうでしょう。Tenca様が書いたSSを読んだことあるし、ほかいろいろ読んだし。。。 ちょっとそっちも好きかな~っというところも私の中にいるかも知りません。だけど、ナル受け。。。確かにちょっと難しいかも知らない。そして、そういう話あんまり全然書けない。(汗)
それでも、ちょっと書きたい。。。?性的なことがあるかないか良く分からない。(<-言わなくてもいい!書けないと言ってんじゃん!)
話はまだ頭の中でもぐちゃぐちゃ。違うところから始めたので たどり着いたのは今のところ。ちょっと時間がかかりますが、宜しければ読んでくださいね。
臆病麻衣とかなり優しいナル。ありうる?ありえない?どっちでしょうね。仕事場だったらありえないほうかも。 ^^;
ナルx麻衣 そして 麻衣xナル になる可能性有り。苦手な方に要注意。(今のところ 何もないけど。(笑))
五月。
満月の夜
本当に満月か分からないが満月は近いに違いない。
麻衣はぼんやりと月を見上げていた。ただ、ぼんやりと。あんまり考えないように、けどそういう時考えてしまう。自分は本当に一人だと。彼女は今ナルのマンションに来てる。彼は最近論文と本部から送られた仕事に追われて凄く忙しい。それでも、彼女を拒まない。マンションに入れてくれるがこういう時あんまり一緒と過ごせない。それでも、彼女が来ると彼はいつも食事と紅茶くらい一緒する。麻衣は時々掃除や洗濯をするがナルはそれあんまり好まない。
「そんな事をするためここに来たのかお前は?」彼が問う。
でも、麻衣がそれをやりたいと言ったら彼は諦めて麻衣が好きなままやらせる。麻衣が来ると読書だけなら麻衣と一緒リビングにいるが、今は論文を書いてるからいつも書斎にいる。そして、麻衣は一人リビングで宿題をするかテレビを見る。あんまり恋人同士とは見えないがこれでも九ヶ月付き合ってる者達。そして、恋人とかまだ言えない。彼らはまだそこまでいってない。
麻衣は時々ナルのところに来てそこで時間を過ごし普通は自分のアパートに帰る。遅くまでナルのところにいるとナルは彼女を送るか時折麻衣はナルのところに泊まる。泊まっても、彼のマンションは広くて客間もあるから問題ない。
そんな風に彼らがこの九ヶ月を過ごしてきた。そして、時々麻衣はベランダのほうに出て外の景色を眺める。だが満月が近い時一人でいるといつも月を見上げて考えてしまう。
«お母さんが死んで
お父さんも とっくに死んだ
他の家族もいない
あたし、本当に一人なんだな。。。»
麻衣は月を見る。手を月のほうに伸ばしても絶対掴めない。死んでしまった大切な人間に届けない。いくら願っても二度と会えない。一人は嫌。子供のように 親と会いたい。でもそれは絶対叶わない願い。でも、彼女は本格的に安心できたのは親と一緒にいた時だけだった。友達や仲間たちと過ごす時間はとっても楽しい。心が慰める。だけど、何時もどこか心がちょっとだけ警戒してる。
そう、自分を守る為。
書斎から出たナルは最近論文と本部から送れた仕事に追われ 麻衣がマンションに来てもあんまり一緒と過ごせない。それでも、彼女は結構彼のところに来る。そこで料理をしてお茶を淹れ宿題をするかテレビを見る。こういう時は彼女には申し訳ないが 麻衣はそれを承知した上で彼と付き合い始めたから 彼女もそれを分かってそれでもこういう時彼の部屋に訪れている。
周りを見回すと彼女の姿がリビングには見つからない。キッチンに居なかった彼女はどこに行ったかを考え 彼はバルコニーのほうに視線を向く。そして、見つかる。
彼女は何かを考えながら月を見上た。それを見た彼は突然何かの感情を確かに感じた。しかし、その感情の正体は知らない。時々、彼がこんな風に彼女を見つかる。何かを考えながら月を見上げてるところ。そして、今夜みたいに彼女は時々月のほうに手を伸ばす。何かを掴めたいよう 何かを求めてるように。
それを見るとナルは時々ふっと思う。いつか彼女は突然消えてしまうかも。御伽噺のかぐや姫が月に帰るように。
彼が知ってる。人間は永遠に生きられない。生きるのはほんの僅かな間で 人の命はとっても脆い。精神は丈夫とそうでもない人がいて、身体的のほうも同じ。そして、死は早かれ遅かれ、いつか訪れることだ。だからこんな風に感じるときがあるかも知らない。
麻衣と付き合い始めたのは九ヶ月前。そして、彼女はいつもちょっとだけ距離を置く癖があることに気付いた。ナルは最初凄くそれに驚いた。彼女らしくないと思った。でも、考え直したらそんな癖は当たり前かも知らない。麻衣は彼と違って本当に一人だから。ナルはいつもジーンと一緒だった。そして、ジーンがいなくなった時、他の家族をすでに得ていた。そう、マーティンとルエラがいた。だけど、麻衣は違う。彼女は父親を亡くし、母親も亡くした。そして、今はただ一人で生きている。だから、その一歩の距離は自然的身についたのでしょう。一人で生きるため 他の人に心のすべてを開かない、あんまり頼らない、甘えない。
そう、一人で生きる為。
仲間を作ってもその人はけして家族ではない。だから、無条件で無意識的に頼ることはない。そこまで甘えられない。
だからかも知らない。ナルにとってちょっと苛立つときがあって、どうすればいいか分からない。彼は他人と接触するのは苦手。でも、だからといって、全然しないとは違う。しかし、その距離を埋める方法、彼は今 それはまだ知らない。彼が思った。麻衣は本当に強くてとっても弱い人。そして、その距離が生む溝はとっても深い。彼がその溝を埋めることが出来るか分からない。
その時、小さな不安がナルの心の中に根生えた。そして、その不安に気付くのは一月以上がたってから。
つづく
それでも、ちょっと書きたい。。。?性的なことがあるかないか良く分からない。(<-言わなくてもいい!書けないと言ってんじゃん!)
話はまだ頭の中でもぐちゃぐちゃ。違うところから始めたので たどり着いたのは今のところ。ちょっと時間がかかりますが、宜しければ読んでくださいね。
臆病麻衣とかなり優しいナル。ありうる?ありえない?どっちでしょうね。仕事場だったらありえないほうかも。 ^^;
ナルx麻衣 そして 麻衣xナル になる可能性有り。苦手な方に要注意。(今のところ 何もないけど。(笑))
五月。
満月の夜
本当に満月か分からないが満月は近いに違いない。
麻衣はぼんやりと月を見上げていた。ただ、ぼんやりと。あんまり考えないように、けどそういう時考えてしまう。自分は本当に一人だと。彼女は今ナルのマンションに来てる。彼は最近論文と本部から送られた仕事に追われて凄く忙しい。それでも、彼女を拒まない。マンションに入れてくれるがこういう時あんまり一緒と過ごせない。それでも、彼女が来ると彼はいつも食事と紅茶くらい一緒する。麻衣は時々掃除や洗濯をするがナルはそれあんまり好まない。
「そんな事をするためここに来たのかお前は?」彼が問う。
でも、麻衣がそれをやりたいと言ったら彼は諦めて麻衣が好きなままやらせる。麻衣が来ると読書だけなら麻衣と一緒リビングにいるが、今は論文を書いてるからいつも書斎にいる。そして、麻衣は一人リビングで宿題をするかテレビを見る。あんまり恋人同士とは見えないがこれでも九ヶ月付き合ってる者達。そして、恋人とかまだ言えない。彼らはまだそこまでいってない。
麻衣は時々ナルのところに来てそこで時間を過ごし普通は自分のアパートに帰る。遅くまでナルのところにいるとナルは彼女を送るか時折麻衣はナルのところに泊まる。泊まっても、彼のマンションは広くて客間もあるから問題ない。
そんな風に彼らがこの九ヶ月を過ごしてきた。そして、時々麻衣はベランダのほうに出て外の景色を眺める。だが満月が近い時一人でいるといつも月を見上げて考えてしまう。
«お母さんが死んで
お父さんも とっくに死んだ
他の家族もいない
あたし、本当に一人なんだな。。。»
麻衣は月を見る。手を月のほうに伸ばしても絶対掴めない。死んでしまった大切な人間に届けない。いくら願っても二度と会えない。一人は嫌。子供のように 親と会いたい。でもそれは絶対叶わない願い。でも、彼女は本格的に安心できたのは親と一緒にいた時だけだった。友達や仲間たちと過ごす時間はとっても楽しい。心が慰める。だけど、何時もどこか心がちょっとだけ警戒してる。
そう、自分を守る為。
書斎から出たナルは最近論文と本部から送れた仕事に追われ 麻衣がマンションに来てもあんまり一緒と過ごせない。それでも、彼女は結構彼のところに来る。そこで料理をしてお茶を淹れ宿題をするかテレビを見る。こういう時は彼女には申し訳ないが 麻衣はそれを承知した上で彼と付き合い始めたから 彼女もそれを分かってそれでもこういう時彼の部屋に訪れている。
周りを見回すと彼女の姿がリビングには見つからない。キッチンに居なかった彼女はどこに行ったかを考え 彼はバルコニーのほうに視線を向く。そして、見つかる。
彼女は何かを考えながら月を見上た。それを見た彼は突然何かの感情を確かに感じた。しかし、その感情の正体は知らない。時々、彼がこんな風に彼女を見つかる。何かを考えながら月を見上げてるところ。そして、今夜みたいに彼女は時々月のほうに手を伸ばす。何かを掴めたいよう 何かを求めてるように。
それを見るとナルは時々ふっと思う。いつか彼女は突然消えてしまうかも。御伽噺のかぐや姫が月に帰るように。
彼が知ってる。人間は永遠に生きられない。生きるのはほんの僅かな間で 人の命はとっても脆い。精神は丈夫とそうでもない人がいて、身体的のほうも同じ。そして、死は早かれ遅かれ、いつか訪れることだ。だからこんな風に感じるときがあるかも知らない。
麻衣と付き合い始めたのは九ヶ月前。そして、彼女はいつもちょっとだけ距離を置く癖があることに気付いた。ナルは最初凄くそれに驚いた。彼女らしくないと思った。でも、考え直したらそんな癖は当たり前かも知らない。麻衣は彼と違って本当に一人だから。ナルはいつもジーンと一緒だった。そして、ジーンがいなくなった時、他の家族をすでに得ていた。そう、マーティンとルエラがいた。だけど、麻衣は違う。彼女は父親を亡くし、母親も亡くした。そして、今はただ一人で生きている。だから、その一歩の距離は自然的身についたのでしょう。一人で生きるため 他の人に心のすべてを開かない、あんまり頼らない、甘えない。
そう、一人で生きる為。
仲間を作ってもその人はけして家族ではない。だから、無条件で無意識的に頼ることはない。そこまで甘えられない。
だからかも知らない。ナルにとってちょっと苛立つときがあって、どうすればいいか分からない。彼は他人と接触するのは苦手。でも、だからといって、全然しないとは違う。しかし、その距離を埋める方法、彼は今 それはまだ知らない。彼が思った。麻衣は本当に強くてとっても弱い人。そして、その距離が生む溝はとっても深い。彼がその溝を埋めることが出来るか分からない。
その時、小さな不安がナルの心の中に根生えた。そして、その不安に気付くのは一月以上がたってから。
つづく
no subject
Date: 2008-03-12 04:31 am (UTC)no subject
Date: 2008-03-12 04:52 am (UTC)I haven't mentioned it before but it's existed conceptually since ST was conceived. ^^;; It comes (logically enough) after ST which is... late March early April after the untitled SS2.
no subject
Date: 2008-03-12 05:21 am (UTC)no subject
Date: 2008-03-12 07:09 pm (UTC)ST hasn't been finished yet and isn't listed, but it's been mentioned on occasion conceptually. (It's been started but is only... ~1/4 done or so.) SS2 is the one written in Japanese. ^^;
no subject
Date: 2008-03-13 03:03 am (UTC)no subject
Date: 2008-03-12 06:11 am (UTC)