A: Albion 1/2(?) J Version (rough draft)
Dec. 19th, 2007 09:11 pm![[personal profile]](https://www.dreamwidth.org/img/silk/identity/user.png)
Sorry guys... Not in English yet. :P (I hope this works and is at least semi-legible. I'm on Haku right now, and he doesn't have J input so I can't do anything with what I've written. (I can't quite *read* what I've written either. >.>)
Also, there are still a few letters left for grabs. So anyone who's interested should post a quick note with their request. ^_^
はい、下に載ってるアルファベットリク A の SSです~。これは
hezziwigからのリクで 英語編はまだ完成してません。。。て言うか そっちはまだ載ってません。2-3話になる予定で これはその最初の一話です。ごめんなさい こんなに長く書くつもりはなかったのに。。。(ま、一話はあんまり長くないが、すべてはちょっと長いかな?)
A is for Albion 1/2(?), J rough draft, for
hezziwig. Hope you like it (once it's up in English :P). ^_^
あの日、谷山麻衣(十九歳)は午後三時まで事務所に着くことは出来なかった。大学の授業は一時に終わったが、色々やる事があって ちょっと遅れてしまった。しかし今年の夏は普段よりちょっと涼しいが それでもドアーを開けた途端 流れてくる冷気に麻衣は少し戸惑った。
麻衣はオフィスに入って少し顔を顰めた。オフィスは年中18度にセットしてるから こんなに寒く感じる原因一つしかない:所長様の渋谷一也、いわゆるオリバーデイビス博士 通称ナルしかない。彼の機嫌が損ねてしまうと 周りの気温が下げていくように感じてしまう。ま、それは本格的に寒くなっていくかはちょっと疑問だけど、周りにいる人々はそう感じる。今日の仕事場はあんまり良いようではなさそうだ。
「おはよう~!」
麻衣は寒い室内を気にせず 元気いっぱいそう言う。しかし応接間の中にいたのは 同僚の安原修の姿ではなく 所長様のナルしかなかった。
彼の黒尽くめの服装はこの三年間全然変わってない。
’変わるのは面倒くさくて変わんないのかな~。’ と麻衣はぼんやりとそう考えた。’それでも今日の冷気って。。。’
麻衣はちょっと頭を傾げながらナルを見るが いつものポーカーフェースな彼だから 何も読み取れない。
「あの。。。お茶淹れようか、ナル?」とちょっと戸惑いながら麻衣が聞いた。
その問いで ナルはやっと本から視線を上げて麻衣のほうを見た。
「それは少し後でいい。」 ナルは本を閉じて立ち上がった。「まどかから電話があった。」
それを聞いた麻衣はちょっと瞠目した。まどかはナルの上司で英国のSPR本部にいる者だ。そして、まどかはナルの苦手なタイプで 彼はやりたくない事を引き受けてもらうことが出来る人。
ナルは麻衣から視線をそらした。「僕はアルビオンに行く。麻衣も来るか?」
瞬時的に麻衣は何もわからない顔をした。’アルビオン? そこ、どこかな? でも、仕事のためなら。。。’
「新しい調査なの? えと、試験もう一つ残ってるんだけど その後でもかまわないなら私も行く。」
ナルはチラッと麻衣を見て頷いた。「まどかから まだ、あんまり聞いてないが 多分、安原さんはほとんどのことを アレンジすると思う。」
ナルはもう一度麻衣を見ると「麻衣、お茶。所長室に」と言い残して彼のオフィスに入りドアーを閉めた。
「はい~。」
所長室に入ったナルはちょっとドアーにもたれた。もう、一年以上麻衣は ’イギリスに来て’という まどかからの誘いを断ってきた。SPR はすべてカバーするがそれでも 麻衣はオーケーを出してくれない。いくら調査員といってもアルバイトな身だから イギリスに顔を出す必要性を全然感じなかった。それでも、英国SPRにいる人々はデイビス博士と彼のチームを会いたがっていた。
だから、彼は麻衣が’アルビオン’と言う名は知らないと これは仕事のためと勘違いすることを願った。確かに この旅は仕事のためだけど、麻衣が思ってる調査ではない。そして麻衣は 彼が狙ったとおり反応した。いわゆる麻衣はイギリスに行くオーケーを出した。しかし この計画は一回しか使えないもので同じようなものを探し出すのはちょっと難しい。
ナルは長い溜息を落とし、ドアーから離れて、机に向かった。
*****
数分後、麻衣がナルにお茶を届けて、彼のオフィスから出るとフロントのドアーについてるベルが鳴った。そっちを見ると安原とリンはオフィスに入るところを見た。
「あぁ、安原さん、リンさん、お帰り~。何か飲みますか?」
しかし予想に違って二人ともそれを断った。
麻衣は少し頭を傾けて考えると 彼らに質問した。
「ところで、あの、’アルビオン’はどこか知りますか? ナルはあそこに行くみたいで あたしも一緒に行くことにしたが。。。あ、これ、まどかからの要求みたいね。で、あたしそれをオーケーしたんだけど それはどこか全然分かんない。」
安原とリンは少し不思議そうな顔をした。
「すみません、谷山さん。僕もその名を聞いたことがない。リンさんはどうですか?」
リンはちょっと考え込む。まどかからのリクエストはもちろんもう知ってる。そして、思い出した。
「アルビオンって今あんまり使われていない名前です。そこに行くことをオーケーしましたの、谷山さん?」
麻衣は頷いた。「ナルは何も言わなかったが それ、調査のためだよね?まどかからのお話、リンさんは何か知らない?安原さんもリンさんも来るよね?」
リンはゆっくりと頷いた。「まどかから少し聞きました。私も一緒に行く予定です。」リンは静かにそう言った。
しかし、ナルに違って、まどかはちゃんと 普段使われているその国の名を使ったことなんて麻衣に言わない。多分ナルはその名を使ったのは麻衣を罠に引っかかるためだと思った。
安原もその話のことをナルから聞いた。そして、その時ナルが話したのはイギリスに行くことでアルビオンという名は言ってない。だから、それは麻衣を誤魔化すためだと思った。「僕もその話のことを聞きましたが、まだ試験が残ってますが、その後ならオーケーと言いました。」
麻衣はちょっとほっとして笑った。オフィスのレギュラーズは皆行くみたい。
// つづく
Also, there are still a few letters left for grabs. So anyone who's interested should post a quick note with their request. ^_^
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あの日、谷山麻衣(十九歳)は午後三時まで事務所に着くことは出来なかった。大学の授業は一時に終わったが、色々やる事があって ちょっと遅れてしまった。しかし今年の夏は普段よりちょっと涼しいが それでもドアーを開けた途端 流れてくる冷気に麻衣は少し戸惑った。
麻衣はオフィスに入って少し顔を顰めた。オフィスは年中18度にセットしてるから こんなに寒く感じる原因一つしかない:所長様の渋谷一也、いわゆるオリバーデイビス博士 通称ナルしかない。彼の機嫌が損ねてしまうと 周りの気温が下げていくように感じてしまう。ま、それは本格的に寒くなっていくかはちょっと疑問だけど、周りにいる人々はそう感じる。今日の仕事場はあんまり良いようではなさそうだ。
「おはよう~!」
麻衣は寒い室内を気にせず 元気いっぱいそう言う。しかし応接間の中にいたのは 同僚の安原修の姿ではなく 所長様のナルしかなかった。
彼の黒尽くめの服装はこの三年間全然変わってない。
’変わるのは面倒くさくて変わんないのかな~。’ と麻衣はぼんやりとそう考えた。’それでも今日の冷気って。。。’
麻衣はちょっと頭を傾げながらナルを見るが いつものポーカーフェースな彼だから 何も読み取れない。
「あの。。。お茶淹れようか、ナル?」とちょっと戸惑いながら麻衣が聞いた。
その問いで ナルはやっと本から視線を上げて麻衣のほうを見た。
「それは少し後でいい。」 ナルは本を閉じて立ち上がった。「まどかから電話があった。」
それを聞いた麻衣はちょっと瞠目した。まどかはナルの上司で英国のSPR本部にいる者だ。そして、まどかはナルの苦手なタイプで 彼はやりたくない事を引き受けてもらうことが出来る人。
ナルは麻衣から視線をそらした。「僕はアルビオンに行く。麻衣も来るか?」
瞬時的に麻衣は何もわからない顔をした。’アルビオン? そこ、どこかな? でも、仕事のためなら。。。’
「新しい調査なの? えと、試験もう一つ残ってるんだけど その後でもかまわないなら私も行く。」
ナルはチラッと麻衣を見て頷いた。「まどかから まだ、あんまり聞いてないが 多分、安原さんはほとんどのことを アレンジすると思う。」
ナルはもう一度麻衣を見ると「麻衣、お茶。所長室に」と言い残して彼のオフィスに入りドアーを閉めた。
「はい~。」
所長室に入ったナルはちょっとドアーにもたれた。もう、一年以上麻衣は ’イギリスに来て’という まどかからの誘いを断ってきた。SPR はすべてカバーするがそれでも 麻衣はオーケーを出してくれない。いくら調査員といってもアルバイトな身だから イギリスに顔を出す必要性を全然感じなかった。それでも、英国SPRにいる人々はデイビス博士と彼のチームを会いたがっていた。
だから、彼は麻衣が’アルビオン’と言う名は知らないと これは仕事のためと勘違いすることを願った。確かに この旅は仕事のためだけど、麻衣が思ってる調査ではない。そして麻衣は 彼が狙ったとおり反応した。いわゆる麻衣はイギリスに行くオーケーを出した。しかし この計画は一回しか使えないもので同じようなものを探し出すのはちょっと難しい。
ナルは長い溜息を落とし、ドアーから離れて、机に向かった。
*****
数分後、麻衣がナルにお茶を届けて、彼のオフィスから出るとフロントのドアーについてるベルが鳴った。そっちを見ると安原とリンはオフィスに入るところを見た。
「あぁ、安原さん、リンさん、お帰り~。何か飲みますか?」
しかし予想に違って二人ともそれを断った。
麻衣は少し頭を傾けて考えると 彼らに質問した。
「ところで、あの、’アルビオン’はどこか知りますか? ナルはあそこに行くみたいで あたしも一緒に行くことにしたが。。。あ、これ、まどかからの要求みたいね。で、あたしそれをオーケーしたんだけど それはどこか全然分かんない。」
安原とリンは少し不思議そうな顔をした。
「すみません、谷山さん。僕もその名を聞いたことがない。リンさんはどうですか?」
リンはちょっと考え込む。まどかからのリクエストはもちろんもう知ってる。そして、思い出した。
「アルビオンって今あんまり使われていない名前です。そこに行くことをオーケーしましたの、谷山さん?」
麻衣は頷いた。「ナルは何も言わなかったが それ、調査のためだよね?まどかからのお話、リンさんは何か知らない?安原さんもリンさんも来るよね?」
リンはゆっくりと頷いた。「まどかから少し聞きました。私も一緒に行く予定です。」リンは静かにそう言った。
しかし、ナルに違って、まどかはちゃんと 普段使われているその国の名を使ったことなんて麻衣に言わない。多分ナルはその名を使ったのは麻衣を罠に引っかかるためだと思った。
安原もその話のことをナルから聞いた。そして、その時ナルが話したのはイギリスに行くことでアルビオンという名は言ってない。だから、それは麻衣を誤魔化すためだと思った。「僕もその話のことを聞きましたが、まだ試験が残ってますが、その後ならオーケーと言いました。」
麻衣はちょっとほっとして笑った。オフィスのレギュラーズは皆行くみたい。
// つづく